
レブユニットは本格木造建築を”吊って移動・連結・連棟”できるようにパネル化・ユニット化した製品です。
同様の製品に鉄製のユニットハウスがあり、お客様から両者の違いについて、よくご質問を受けます。
ここではレブユニット(木造ユニットハウス)と鉄製のユニットハウスとの違いについて解説いたします。
ユニットハウスとは
ユニットハウスとは、工場で箱状の建物をほぼ完成品状態で組み立てて、設置場所へ搬入し、クレーン付きトラックなどで設置する製品です。
プレハブ工法の一種ではありますが、プレハブが現地組立のみなのに対して、ユニットハウスは現場で資材を組み立てず、工場で完成品まで製造するのが最大の特長です。これにより、短工期・品質の安定・コストダウンが実現できます。また、製品やサイズ、設置場所によっては基礎工事不要のタイプもあり、一般的な建築とは違ってお客様の負担が少なくなることも大きなメリットです。

ユニットハウスのメリット
1. 工期が圧倒的に短い
なんと言っても工期の圧倒的な短さが最大のメリットです。工場で完成品を製造して輸送し、クレーン付きトラック等で設置場所に据え付けるだけですので、設置は最短で半日から1日という驚異的な短さになります。少しでも早く設置したいというお客様にとって、ユニットハウスは最良の選択になります。

2. 品質の安定
ユニットハウスは天候に左右されない、厳格に管理された工場内で製造しますので、資材を雨に濡らすこともなく、現場での作り手ごとのばらつきもなく、高い精度で加工と組み立てができます。これによって安定した品質の製品をご提供することが可能になっています。
3. コストダウン
ユニットハウスは、工期の短さから現場作業を大幅に削減できることと、工場製造による部材の規格化から、建物本体の建築コストを抑えることができます。ご予算内でご希望を実現されたいお客様にとって、ユニットハウスは1つの選択肢になります。
4. 連結・連棟・移設が簡単
ユニットハウスは、箱状の単体ユニットを組み合わせることで簡単に連結や連棟が可能になりますので、プランの幅が大きく広がります。また、クレーン付きトラックなどで吊り上げて設置するという、一般建築にはない大きな特長をもっていることにより、設置だけでなく、解体せずに移設や撤去も簡単です。

5. 高い耐震性
コンパクトなサイズのユニットハウスですが、クレーンでの吊り上げや輸送時の揺れに耐えられるようにフレームの剛性を高めてあり、箱状のモノコック構造になっているため、耐震性に優れた造りとなっています。
レブユニットと鉄製ユニットハウスの比較
それでは木造ユニットハウスの「レブユニット」と、鉄製のユニットハウスでは何が違うのか比較してみましょう。
1.レブユニット

・メリット
○住宅クオリティの快適性:
木が本来持っている調質機能により、不快な結露を抑制し、断熱材の効果も高く、長時間過ごしても疲れにくい「癒やし」の空間を実現します。
○高い設計自由度:
木造のため敷地に合ったサイズで製作することや、壁面への棚の取付や内装の造作など、職人による丁寧な手仕事でカスタマイズが可能です。
○設置場所を選ばない:
木造なので変形地や狭小地に合わせての製作が可能。トラックが進入できない場所でも、現地パネル組立で対応可能。
○水平レベル出しが簡単:
アジャスター機能付き柱脚金物(特許取得済)で、設置場所に不陸があっても高さの微調整が可能。シムやスペーサーも不要です。基礎がなくても設置できます。

○資産価値の持続:
住宅同等のパネル構法による丈夫な構造と、心地よさという「付加価値」に加えて、リセールバリューが高く、モビリティ・アセット(動かせる資産)としての価値があります。
・デメリット
○初期投資:
性能と素材(国産材)を追求しているため、安価な中古鉄製ハウスと比較すると導入時の費用は高くなる傾向があります。
2. 鉄製のユニットハウス
・メリット
○安価: 工場での量産を前提にした製品のため、価格がこなれています。安価で入手できる製品もあります。
○市場の確立: 中古市場が既に広く普及しており、流動性が高く「売買」が容易な点が大きな魅力です。
○経済的な導入: 予算を抑えて、単なる「場所(箱)」を確保したい場合には非常に有効です。
・デメリット
○環境へのストレス:
鉄という素材の特性上、熱を伝えやすく、断熱性能が低くなりやすい。また、金属製のため建物全体が熱橋となり、夏は暑く冬は冷えやすく、結露対策や空調管理にコストがかかる場合があります。金属特有の音響特性もあります。
○設置場所の制約:
完成品を輸送して設置するため、トラックが入れない道やクレーン等が据付できない場所には設置できません。
○水平レベル出しが困難:
ブロック(または基礎)の上にシムやスペーサーといった薄い板をはさんで高さ調整するため、厳密な水平レベル出しが困難。
○カスタマイズの制約:
工場での規格製品のため、敷地に合ったサイズ変更や特注品、連棟の場合は高額になる傾向があります。
レブユニットのイメージ

鉄製ユニットハウスのイメージ

| 比較項目 | レブユニット | 鉄製ユニットハウス | トレーラーハウス(鉄製) |
|---|---|---|---|
| 居住環境 | 住宅品質の快適性 | 金属特有の音響特性 | 金属特有の音響特性 |
| 調湿性 | 高い:木材元来の調質性 | 低い:結露しやすい | 低い:結露しやすい |
| 断熱材の効果 | 非常に高い: 夏は涼しく冬はあたたかい | 低い:冷暖房負荷が大きい | 低い:冷暖房負荷が大きい |
| 設置場所 | 基本的に制約なし | 制約あり | 進入路による |
| 水平レベル出し | アジャスター付き柱脚金物で簡単にレベル出しできる | 微調整が困難 | 微調整が困難 |
| 現地パネル組立 | 可 | 不可 | 不可 |
| 連結・連棟 | 可 | 可 | 不可 |
| 規格外寸法 | 対応可能 | 可能だが高額になる | 積載可能幅まで |
| 建築確認申請 | 必要な場合あり | 必要な場合あり | 車両扱いのため不要 |
| 価格 | やや高め | 単体ユニットなら安価 | やや高め |
